ブーケの由来、知ってますか？？

結婚式で花嫁が必ず持っている『ブーケ』、そして花婿の胸に挿すコサージュ『ブートニア』。

そもそも、どうして結婚する二人が花を持つようになったか知っていますか？

その昔、この女性と結婚したい！と思った男性は、野の花を摘んだ花束を差し出してプロポーズしていたそうです。

そして女性の返事が「Ｙｅｓ」なら、その花束から花を１輪抜き取って、男性の胸ポケットに挿します。

彼女が花を挿してくれたらめでたく婚約が成立！これがブーケとブートニアの始まりだったんです。

ブーケとブートニアを同じ花でそろえるのは、こんな由来があるからなんですね！

結婚式ではドレスの色とブーケの色を合わせるのが一般的ですが、実は、ドレスとブーケのデザインで、似合う組み合わせ・バランスがよく見える組み合わせがあるんです！ 組み合わせのご紹介の前に、まずは人気のブーケの形をご紹介します。

 

 

❤キャスケード

キャスケードとは「滝」の意味。滝の流れるような逆三角形のフォルムで、数あるデザインの中でも最も正統派でウェディングブーケの代表格です。

 

❤ラウンド

丸い形状をしたブーケ。丸いラインの半円のドーム型ブーケは、花の種類や大きさにより、可愛らしくもエレガントにも、ゴージャスにも、様々な雰囲気に見せることができます。

 

❤オーバル＆ティアドロップ

楕円形（oval）のブーケで、キャスケードとラウンドブーケの中間的な位置にあたります。キャスケードに比べて小ぶりな分だけ、人気の高いブーケです。

ティアドロップはオーバルと同様ですが、先端がシャープな形状が「涙のしずく」のように見えることからこの名前が付けられました。こちらも色々なデザインのドレスと合わせやすく、人気のブーケです。

 

❤クラッチ＆アーム

クラッチ＝「つかむ」「握る」という意味通り、花をそのままきゅっと束ねたブーケです。カジュアルなものからアーティスティックなものまで、花の特徴と作り手によって様々なテイストに姿を変えることができます。小柄な方にもよく似合います。

アームブーケは、クラッチブーケからさらに花の茎を伸ばしたようなブーケです。腕に抱えて持つことから「アーム（腕）ブーケ」と呼ばれています。ナチュラル、スタイリッシュな印象を演出したい方にお勧めです。

 

❤ボールブーケ

真ん丸な球状のブーケ。ブーケを吊り下げる紐に指を掛けて持ちます。ドレスのときはミニバラなどの洋花を中心に、和装のときはピンポンマムなど丸いフォルムの和花に組紐や房飾りをあしらえば、手鞠のような可愛らしさを演出してくれます。 近年の『和婚ブーム』も相まって、和・洋どちらのシーンにも人気の高いブーケです。

 

❤バッグブーケ

その名のとおりハンドバッグをモチーフにしたブーケ。ハート型なども人気があります。パールの持ち手がアクセントになり、アクセサリー感覚で持てるカジュアルブーケです。ガーデンウェディングにはぴったりです！

 

❤クレッセントブーケ

クレッセントは「三日月」を意味します。名前のとおり花のラインが月の形のように滑らかな弧を描く、上品なブーケです。花のラインが花嫁のスタイルをより美しく見せてくれます。

 

❤メリアブーケ

花びらを一枚一枚丁寧に張り合わせて、八重咲き風に束ねたブーケです。個性と美しさを両立させることができ、非常に人気の高いブーケです。和装、洋装、どちらにもよく合います。

 

❤リースブーケ

「エタニティー＝永遠」を表すリング状のブーケ。永遠の愛を誓うメッセージが込められたキュートなブーケです。

 

他にもたくさんのデザインがありますが、全く同じブーケは世界に２つとありません。

大好きな花を使って、自分らしさあふれるブーケで晴れの日を迎えたいですね！

ドレスとの組み合わせは、ドレスのデザイン別に次回ご紹介します。